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両親の離婚により強いられた寂しい思い!父がどんどん他人に思えて

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父が突然いなくなった

私は現在21歳で学生をしています。両親が離婚をしたのは、確か私が4.5歳くらいの時でした。原因は「父の借金」でした。就寝間際によく喧嘩をしているのを見ていたので、それが原因でしょう。私が父か母につくか、という口論もしていたので、ほぼ離婚の話に間違いありません。

しかし当時の私はそもそも「離婚」という概念が存在せず、また、両親もそれについて教えてくれることはなかったので、「父が突然いなくなった」と驚いたものでした。そう、私は母についていくことになったのです。

しかし母は生計をたて、働く為に家を空けることが多くなりました。やがて母が店を持って独立することになると、週に一度しか会うことがなくなり、私は祖母の家に預けられました。母と会えないのも寂しかったですが、それよりも、突然消息をたった父に思いを馳せました。

慣れない祖母の家で過ごすのは本当に寂しかったのです。離婚によって両親を恨んだことはありません。しかしとにかく私は両親と一緒に過ごしたい、顔を見たいという感情が強かったのは間違いありません。

やがて両親は、お互いの同意のもとに夫婦のつながりを切ったのだ、と理解した頃、私は携帯電話を持たされました。そして学校に通う関係で、私の家に祖母が通う形になりました。

父との再会

数年たってようやく父が顔を見せると、私は父と携帯電話の番号を交換します。母は父と私の連絡に関して、月に一度会うことと、週に一度の電話を許しました。…しかしそのように合う回数が減り、一緒に過ごす時間が減りますと、父が「父」であるという感情が知らず知らずのうちに消滅しておりました。月に一度会うときもほぼ嫌々で、欲しいものがあっても欲しいということもできません。私にとっての父がどんどん他人になっていきました。

母は店をやめ、新たに就職しましたが相変わらず家に戻ってくることがありません。小学校高学年になると、祖母も私の家に来ることはなくなり、私は家を出るまでほぼ一人で小学校高学年と中学生時代を過ごしました。

母は仕事で忙しく疲れていたので、朝ごはんや洗濯は私が行いました。しかし母の方は掃除はおろか家事でさえもまちまちで、食事の回数はどんどんと減って、常に空腹を我慢している状態に陥りました。夜中にならないと帰ってこない、または朝にならないと帰ってこない母に対して、私はせめてもの抵抗で料理をすることだけはしませんでした。それは子どもを産んだ母親の仕事であり学生である私の仕事ではないと考えていたからです。

母は仕事のストレスが多くよく辺り散らしました。私は我慢するもほぼ限界で、毎日日記を書くことだけが救いでした。そうして、よく電気やガスの供給が止まりました。一人ぼっちの暗い家の中で明かりもなく過ごすのは参りましたし、冬場は、電気ストーブを使っていたため、暖をとれず辛かったのを覚えています。

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母との離別そして和解

私は家にいるのが嫌でよく外にでました。夜、外に出ると道端のマンションや一軒家の明かりが灯っていて、そこから話し声や笑い声、夕飯の匂いがします。それを見ると何もかもが虚しい気持ちに襲われました。

私には母の作ってくれる晩御飯もありませんし、一緒に話をできる家族も、笑い合うことのできる家族もおりません。他人のようにしか感じられない父は月に一度しか会うことができず、母は常に家にいないのです。家にいても大体が仕事の話ばかりで楽しいことなどなにもありません。

そのような環境が嫌で、私は中学を卒業すると家を出ました。母を一人残して違う県の高校に通うことにしたのです。その状態になってようやく母は自分の間違いに気づきました。仕事で疲れて呑みにいくよりも、家に帰って娘とご飯を食べることの大切さ、一緒に過ごせることの有難さを思い知ったのです。

そうして高校生の時、母と和解しました。現在は母との複雑な対立も無事円満に解決し、大学に通いながらアルバイトで生計を立てて何一つ不満を覚えることもなく過ごしています。母子家庭であったことは母、娘である私の双方にとって非常につらい出来事でしたが、それも一つの経験だったと、今では思えます。

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