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体験談

ドケチ夫との生活よりシングルマザーのほうがマシ

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夫の経歴はとても立派なもの

私は現在、私立高校の教員で、40歳になります。公立中学の教員をしていたとき、30歳近くなってから婚活を始めましたが、なかなか結婚には到りませんでした。職業柄もあって、あまり可愛げがなかったからかもしれません。

32歳のとき、通っていた茶道教室の先生から、夫を紹介されました。夫の姉に当たる人から頼まれていたのだそうです。夫の経歴はとても立派なもので、国立大の大学院卒、現在は大学の講師だけれども、やがては准教授になるだろう、ということでした。正直、お写真はあまり魅力的とは言えませんでした。でも、容姿がよくないことで、かえって人柄がよく見えるというか、きっと朴訥で誠実なんだろうな、と思ってしまったのです。

実際に会ってみると、いかにも世慣れないふうでいろいろと不器用でしたが、それが微笑ましく思え、交際に進みました。夫の母はすでに亡く、父親も余命がないとのことで、内心ほっとしていました。嫁姑の苦労はしないで済むと思ったのです。姉が5人、というのはあまり気になりませんでした。結婚すれば夫の任地で暮らすわけで、地元とは飛行機の距離だったからです。

夫の本性を知ることになった

結婚後すぐ義父が亡くなり、葬儀に駆けつけたのですが、そこで私は夫の本性を知ることになりました。
葬儀の後で、夫と義姉たちで、壮絶な争いが起こったのです。夫は義姉たちに内緒で、義父に遺言状を書かせていました。すべて(主に実家の不動産)を自分に相続させる、という内容です。義姉たちはそれに激高しました。義姉たちの怒りの方が正当だったと思います。夫は遠くで暮らしているのをいいことに、時たま見舞いに来るほかは、父母の世話はいっさい長姉と次姉に任せていたのですから。

困ったことに、私もこの争いに巻き込まれてしまいました。夫が私を「遺言執行人」に指名したからです。ただ書類に印をつけばいいだけのことですが、私には心理的に大変な負担でした。結局、義姉たちがあきらめて(ほぼ絶縁)、この騒動は収束しました。ですが私の胸のうちには、「この人は人間的に問題がある」という思いが芽生えました。

一緒に暮らしてみると、夫が大変なケチであることがわかりました。夫の任地は東北で、当然ながら冬場の寒さは厳しいです。なのに夫は、灯油の臭いが嫌いだといって、ストーブなどを使いません。自分は首まで炬燵に入っていますから、寒くはないのでしょう。家事をしなくてはならない私は、寒くてたまりませんでした。

湯沸かし器も、「この官舎は構造的に付けられない」と言っていましたが、他のお宅ではみな付けています。要するに、自分さえ寒い冷たい思いをしないのなら、余分なお金は遣いたくないという考えなのでした。洗濯機が壊れたときも、「中古を買ってきた」と言って取り替えてくれましたが、全く使えないシロモノでした。私が「売った店にクレームを入れる」と気色ばむと、ようやく「実は拾ったものだ」と白状しました。

台所のゴミバケツを調べて、「イモの皮を厚く剥きすぎる」と小言を言ったり、長女が生まれたときも、ベビーグッズを隣近所から貰ってくるように強要したり。日常の食費も、ぎりぎりまで切り詰めさせられていました。そのくせ私の父母が訪ねてきたときは、父母が支払いをするというと、それこそ暴飲暴食するのです。一番驚いたのは、珍しく外食したとき、店が混んでいるのをいいことに、お金を払わずに出たことです。私が追いすがって、「戻って払おう」というと、頭を小突かれました。

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シングルマザーになるなら子供が1人だけの今のうち

最終的に別れる決断をしたのは、父が所有している賃貸物件の名義を、長女(私の父母からは孫)に変えてもらうようにねだれて、しつこく迫られたときです。この人はわが子をダシにしてもお金が欲しいのかと思うと、我慢がならなくて…。シングルマザーになるなら、子供が1人だけの今のうちだと思いました。関東で暮らしていた実の弟に迎えを頼み、夫の留守中に長女を連れて家を出ました。結婚して、5年が経っていました。

私には教員免許とキャリアがあるし(すぐ私立校に職を得ました)、父母が健在だったので離婚に踏み切れましたが、そうでなかったらまだ我慢していたかも…と思います。家計をガチガチに締められていたので、ヘソクリなんかできなくて、理由をつけて私個人の貯金も巻き上げられていたからです。

幸い、若いころから掛けていた保険が満期になったのを、父母が嫁ぎ先に送らず、実家で管理していてくれたおかげで、離婚裁判の費用もなんとかなりました。弁護士さんには、「あの人からお金(養育費・財産分与など)を取るのは無理です。離婚できればいいです」とお願いしました。夫からお金を取ろうとしていたら、裁判はもっと長引いたでしょうし、勝訴してお金を手にしていたら、どんな嫌がらせを受けたかわかりません。

養育費は子供の権利、それを放棄するなんて…という考えもあるでしょう。ですが、とことん強欲な相手に正論は通用しません。逃げるが勝ちです。そのためにも、結婚するときは、自分の経済力を確保しておくべきだと思います。

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