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お互い母子家庭で育った夫婦なんとなく二人して子供は作りたくない

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妻が怖いから家庭にいたくなかった

現在三十五歳会社員をしております。親が離婚したのは私が十歳のときでした。私の下に妹もおり、妹は六歳でした。小学校に入りたてでした。

母親と父親は子供の間ではなるべくケンカをしないようにしていたのですが、夜中遅くに帰ってきた父親と玄関でケンカしている母の姿はとても覚えています。普段声を荒げない母が父に向かって怒鳴っていたのが印象的でした。その理由は、私たちが借りてきてほしいといったビデオを借りないで帰ってきたからです。それだけ?と思うかもしれませんが、実は仕事で遅くなるといっておきながら愛人のところに行っていてしかも子供に約束したビデオまで忘れてくる、という体たらくだったせいで怒っていたのだそうです。それは後から母親に聞きました。

離婚の原因は先述のとおり父親の不倫なのですが、父親が不倫をした原因は「妻(私の母親)が怖いから家庭にいたくなかった」のだそうです。この原因についても大人になってから母に聞かされ、私は結婚相手に怖いと思われないようにしようとも思いました。母親は私の反面教師でした。こういうことをすると離婚することになる、という見本だったのです。この感情はもちろん親には言いませんでした。しかし、ずっと心の中に持っています。

親のようになりたくない

親が離婚して、親自体傷ついたのは当たり前だと思うのですが、転校しなければならない引越しをしなければならない苗字が変わることなど子供からしたら大きなことばかりでした。しかもうちの場合は離婚したと聞かされたのは結構あとだったのです。最初は遠くに離れて暮らすという話でした。私も妹も遠足のような気持ちでいました。母の実家に身を寄せ一ヶ月くらいすると、これはなんかおかしいのではないか、と子供ながらも思うようになったのです。母の顔はずっと暗いですし、母の実家の面々も「いい加減どうするの」みたいな気持ちが現れてきたからです。

離婚に難航したというよりは、離婚したあとの生活や慰謝料養育費についてもめていたようでした。父親は娘の私がいうのもなんですが、結構ダメな人でしたので母親はそんな父親に私たちの養育を預けたくなかったのです。また不倫しているのも知っていたようですし、もし再婚して子供が邪険に扱われたらと思う気持ちもあったのでしょう。その部分はとてもありがたかったと思います。

しかし「母親に引き取られる」という感謝と「親のようになりたくない」という気持ちがずっとあるのです。感謝はするけど、ああはなりたくないのです。実際養育費をもらうことができませんでした。理由は父親は自営業で安定した収入がないからです。また不倫の証拠というのもちゃんとした形では残っていませんでした。当時は離婚をすると白い目で見られていましたし母親自体きつかったのは分かります。しかし子供はその選択に無理やり連れていかれているだけなのです。

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なんとなく二人して子供は作りたくない

小学校も四月に転校するならまだしも、十月という非常に中途半端な時期で、今まで通ったことのない県でナマリもあるし、子供特有のニヤニヤした嫌な空気もありました。クラス替えをしてすぐの四月とかであればなじむこともできた可能性があります。しかし、もう出来上がっているクラスに一人で東京からやってくれば、そりゃ「東京モンは」と言われるのです。すごく嫌でした。それを親に話せないのも嫌でした。親は仕事に忙しく、また離婚したてですのでこれ以上迷惑をかけられないと思ってしまったのです。だから親のようになりたくはないのです。

そんな私ですが現在は結婚しています。しかし結婚相手も私と同じように、離婚を経験している家庭で父親の存在をあまり知らないような人です。母子家庭で育ってきて同じような気持ちを共有できるのですが、なんとなく二人して子供は作りたくないよね、と思ってしまうのです。

自分たちが親の苦労を知っていて、尚且つああはなりたくない、という感情が根本にあるからです。夫婦二人でのんびりと生活をしていければそれでいい、と考えています。

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