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シングルマザーの家庭で育ったことによるメリットとデメリット

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母親が私の中学2年生の時に離婚し、シングルマザーで姉と私を育ててくれました。
現在よりもっと昔は、シングルマザー家庭というだけで、いわれのない偏見や差別を沢山受けました。
あまり楽しくもなかった子供時代でも、自分にはシングル家庭でしか身に着かなかったであろう沢山の経験があり、
大人になった今でも、良くも悪くも非常に人生に役立っています。

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貧乏すぎた子供時代

離婚する前からなのですが父親は働かず、家にも帰って来ず、代わりに母親はスナックの自営業をして育ててくれましたが、いかんせん貧乏でした。洋服や靴など買ってもらうこともほぼなく、姉や近所の子のお下がりばかりでした。靴は穴が開いてはき続けてやっと買ってもらえてましたが。制服や体操服も同じです。小学校のランドセルは新品を買ってもらえましたが、中学・高校のカバンは姉や知り合いのヤンキーがくれたものを使いました。

私は大学生になって、バイトを始めて、自分で初めて色々な物の新品を買うようになりました。全く見かけることのなかった父親と離婚したのは中2の時ですが何も別に変りませんでした。

それこそ今も流行っている給食費の滞納、月謝や授業料の滞納は毎月の事でした。パンや学食で食べるお金は当然ないので、毎朝早起きして自分でお弁当を作りました。ご飯に旅行の友をかけて卵焼きと枝豆をゆでて詰めるだけですが、非常に美味しかった記憶しかありません。時々母が奮発してエビを買って冷蔵庫に入れておいてくれたので、1か月に1、2度はゆでたエビの入った豪華なお弁当でした。女子なのでお洒落をする子もいましたが、髪の毛は自分で色々な髪に切ってました。ほぼパンクロッカーみたいでしたが。

何をするにもお金がないので学校以外は家にこもり、勉強をしていました。おかげで勉強だけは好きな人間に育ちました。

シングルマザーの子供ならではのメリット

母親がシングルマザー故に学校で陰口を叩かれたり仲間外れにされたりしました。しかしおかげで人を見る目は養われました。外面だけいい人、人間の性格や本質とは関係のない部分で他人を判断する人、人間の出自などで人を差別したりする人など、世間には外道な輩が溢れている事を子供心にも知りました。

結果、そうではない人達、きちんと人間そのものを評価して判断して理解して認めてくれる人も大勢いることを知りました。色々嫌な目に遭ったせいで人間嫌いで友人も少ないですが、数少ない友人は尊敬すべき人達ばかりです。今、子供が一人いるのですが、子供にも差別や偏見の何たるか、人の見極めの仕方をきちんと教えてあげれるので本当に助かります。

貧乏のおかげで物を大事にすることも覚えました。無駄遣いはしません。家電などでも大事に手入れしたり丁寧に使用したり、自分で修理もできます。無駄なサバイバル術だけは嫌でも身についてしまいました。大人になって給料日前などのお金がない時でもたいして困ることがありません。貧乏でも困らないアイデアが次々出てきますから。

恵まれて育つよりも少々不自由で育つ方が、生命力が強くなるのだろうなと年をとる程に実感してしまいます。

シングルマザーの子供ゆえのデメリット

他人を信用できません。人間不信とかそんな思春期の子供の話ではなく、心底信用できません。男性と恋愛をしても「こいつ、浮気するだろう」と100%思います。実際にされてきました。

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恐らく不信感などが態度に全て出てしまうのでしょう。そんな女と恋愛しても、相手も気分がよくないでしょうから当然の結末だと思います。女性と関わっても「こいつ、悪口言ってるだろう」と被害妄想しかありません。そんな自分にも嫌気がさすので、人間関係を築くのを最初からやめてしまいます。昔からいわゆる「ぼっち」になりがちです。それも全く気になりません。

他には、母親を困らせないように必死で生きてきたからか、弱音が絶対吐けません。友人であろうが、彼氏・夫であろうが、会社なら上司・先輩・同僚であろうが、言おうと思っても口から出てこないのです。さすがにしんどくなることが多くて困ります。笑ったり喜んだりのポジティブな感情表現はできますが、怒ったり悲しんだりのネガティブな感情は自分の中に表出する方法がないのかなと思います。

まとめ

シングルマザーの家庭でも、おそらく子供は逞しく育ちます。子供なりに大人の事情や気持ちを考えて、大人が子供を思いやるように、子供も大人を思いやります。貧乏なら貧乏なりに育つし、ハングリー精神旺盛になって「自分はのし上がるぜ!」位の気持ちを持って世間の荒波に揉まれて頑張ります。

両親揃っている家庭でもろくでもない子供がいますから、シングルマザーが悪いわけではないですよね。要はどう育てるか、お金や愛情が不足したとしても、どう母親の気概を見せてくれるかで子供は「おおっ!」と思いながら生きていくと思うのです。私はそうでしたから。

私は感情が色々欠落してるのか困ることもありますけど、それ以上に逞しく明るく、失敗しても「まあ、何とかなるか」と速攻で前を向いて進んでしまいます。親が片親と言うだけで、子供の時も大人になっても嫌なことは大量に発生しますが、それを叩いて踏みつけて歩いて行ける能天気さでやっていくのがベストだと思います。

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